##選考その4-2
サイクルモードでのCX応援&撮影とアレコレとパーツを中心に見てきて最終的にパーツを注文するのは11月の下旬になっていた。フレームを選考しているときからパーツも考えていたのでまるまる2ヶ月はアレコレ悩んでいたことになる。楽しいと言えば楽しいのかもしれないが、いざ真剣に考え出すとむしろ苦しい感じさせしたのが本音だ。軍資金が潤沢にあるなら好きなのを選べば良いが、限られた予算でカッコ良くマッチするパーツを選択する作業は楽しいだけでは済まないのだ。
予算の関係上Centaurは(近い)将来に。そしてハンドルを始めとした他のパーツはCinelliでまとめることにした。
Cinelli(のクロモリ)と言えば泣く子も黙るSUPER CORSAであり、当然ずーと前にはフレーム候補としてあがっていた。特にマリア・ローザを彷彿させる暖かなピンク色がリリースされるとのニュースには随分と心躍らされた。
CinelliといえばSUPER CORSA |
勿論予算オーバーであるが。また、今はもうディスコンになってしまったようだが、一時期NEMO TIGも良いなぁと思っていたときもあった。
マッチョな感じのNEMO TIG。コレはコレで好き。 |
ハンドル等のパーツをそのCinelliに至った経緯はやはり師匠とメールで相談している時がそのきっかけとなった。
そもそもアヘッドにしようかクリルステム(スレッド)にしようか悩んでいる時に、スレッドなら定番のCinelliの1Aが良いんじゃないか?と言われたので、改めてCinelliのサイトを訪れることにした。
なんだろう? このス・テ・キなステムは❤❤❤ 兎に角デザインが素晴らしい。無駄がない美しさがある。
実は今使っているコンパクトのハンドル = fi'zi:k Cyrano R5 Handlebar Bullはそれ以前のアナトミックほどではないが気持ち違和感があり、ちょっと替えたいとおもっていたので、ハンドルも見てみるとGiro d'Italiaというス・テ・キなネーミング且つお値段そこそこでかっこいいシャロー=所謂丸ハンがある。
結局丸ハンに戻るパターンは大多いとも聞く |
この部分がフェルールって呼ぶことを初めて知ったオレ |
シートポストはシルバーは無かったが、高価では無い割にはわりとソレぽく見える黒のViaが。もともとシルバーには拘っていなかったので何ら問題ない。
拡大してみるとステルスデザインが施してある |
ということでついでにバーテープも遠目から見ると黒だけれど、近くで見ると小さなステッチの下に様々な色が散りばめてあるのが分かるお洒落なCaleido EVA Ribbonと、全てCinelliで統一感を持って揃えることに。
万華鏡=カレイドスコープ、そうゆう意味なのね。 |
いっときはGIOSがトリノなので、おなじトリノのブランドである3T(NITROについているのが3Tのステムだったので予算を少しでも浮かせることができるかも、というのもあった)でまとめるのも良いかなぁと思っていた。また、トリノといえばフィアットでありフィアットが好きな自分としては凄く良いアイデアに思えた。が、将来クリルステムから現代的なステムに替えるようなことがあれば3Tでまとめるという楽しみをとっておくこととした。
ということで、なんとなくWilier Super Leggera SLに近い雰囲気になってきたかな?
つづく
- 追記 (2017/12/29) -
Cinelli Caleido EVA Ribbonで思い出したけれど、イタリアはランチアにYというクルマがあった。現行車種は「Ypsilon」と表記してイプシロンと読むが、先代は「Y」と表記してイプシロンと読んだ。
んで、そのY(イプシロン)が発表された時、12色の標準カラーに100色まで及ぶオプションカラーで構成される“kaleidos(カレイドス)”と呼ばれるカラーバリエーションであった。
たかだか1.2Lくらいの小型車にコレだけのカラーバリエーションを準備するイタリア人の凄さ。日本車では絶対ありえないっすね。購入する人もそのセンスが問われているようで、結構緊張しそうな話である。
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