「ネバネバ じゃない、ラバネロ、ラ・バ・ネ・ロ ❢」
ラバネロへ行くと言ったら
何時ものようにカミさんが聞き返してきたので、
何時ものように訂正した。
ヤマのメンバーYさんがラバネロでクロモリロードをオーダーするという話を聞きつけ私は同行(&blogにも投稿)させて貰いました。
到着した時がちょうど開店したばかりらしくお店には人気がない(´ω`)
以前前を通ったことはあったのだがその時はシャッターが閉じていて分からなかったけれど、自転車屋さんというよりも自宅件工場(コウバ)って雰囲気。
実は自分は幼少期工場と家が一緒だったので遊び場が工場ということもありこうゆう雰囲気は懐かしくもあるのだけれど、ひょっこりと高村さんが奥から出てきた。
自転車屋さんならぬ雰囲気(失礼)ではあるが、先客のヤングファミリーも居たり、その後高村さんと話しをしているときもひっきりなしに客が押し寄せる。
オーダーの話は既にヤマを通じて伝えてあったので話はトントンと進んだ。
試しにということでYさんの体格にあったクロモリバイクを1台店内から引っ張り出して、まずは乗ってみて、ということで試乗会がスタート。せっかくなので私も試乗させてもらったが、生憎私には少々サイズが小さく思えた。(Yさんより少し私の方が身長がある) それでも伸びを感じさせるバイクである印象を受けた。また、ハンドル越しに前輪を見るとフォーク先端のベンドが視界に入るのだが、高村さんはフォークのベンドにこだわりがあるのでソレも特徴的だとおもった。
高村さんの話だと、寸法(スケルトン)が大事だとのことだった。私にはちょっと小さめのサイズと思ったが、それでも試乗車のトップチューブ長は550あるというのが驚きだった。自分のCompact Proのそれは545なのだがソレよりも小さいフレームと感じる。高村さんの話だとそれがラバネロのバイクの特徴とのことだった。
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ポジションを見ながら寸法を決めていく |
その他にも上半身の使い方やハンドルの形状や持ち方の重要性などなど大事な話を幾つもしてくれた。印象的だったのは最近のストレートフォークとフロントセンターが短くなって重心が前よりになっている が故の問題点の話だった。前荷重が増えてきている傾向を懸念する話は確かバーレンメリダの監督も言ってたのをネットで目にした記憶がある。
確かに自分のCompact Proと較べても長い。ヤマさんも鉄とカーボンというフォークの素材の違いとSTIとダブルレバーの違いによるハンドル周りの重量の変化の関連について話していたし、師匠も最近は良いフォークが少なくなったなんて事も言っていた。今まではあまり気にはしていなかったがフォークを始めフロントまわりって結構重要のように思い始めている。
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パイプの素材の違いによっても重量が全然違った。 |
Yさんの体格から試乗車の
トップ=550サイズと同じでOK!!とのことだったが、ハンガーは+5mmするかどうか悩んでいて、最終的にはYさんは高村さんにおまかせすることにした。ハンガーが短ければ所謂”掛かり”は良くなるけれど安定性は落ちる。逆に長距離ライドが主ならハンガーは大きめの数値が良さそうなのは分かる。