2014年5月20日火曜日

「駄目なら禁止」の傾向

先日シティサイクル(って言うの? ママチャリじゃない普通の自転車)に乗って近所に出かけたのだけれど、自然とハンドサインを出していたオレです。

最近暑くなってきましたネ。

ところで、最近の世の中のコノ(↓)傾向。なんかイヤなんだよね。



疋田 : 中学生に関しては都会では割と多いのですが、自転車通学が禁止になっているんですよ。校則で決まっている。都内では学区にいる限り歩いて通えないところに住んでいる子供はいないんですよ、だから自転車は必要ないな、と。
それより何より自転車危ないから禁止にしてしまえ、と言うのがやっぱり多いんだって。

石井 あぁ〜、出た! その感じ。はい、コレダメならやめる、ちょっとでもダメならやめる、みたいな。

疋田 : 確かにデータにはあるんですよ。他の色々な世代に比べて中学生の自転車事故率って凄く高かったんですよ。なので学校としてはじゃー禁止となっちゃう。石井さんのいう通りになっちゃうんですよ。現実として通学で自転車に乗らないと言う事になると通常乗らないじゃないですか。だって、学校行って遊びに寄って、で家に帰るって子が多い訳で、塾にもそのまま自転車を使わないとなると、自転車を使うところがない。自転車に乗って何処かへ遊びに行くって事が無くなってるという事が現実になっている。

石井 : 思春期に自転車に乗らないと、自転車乗り方というかモラルそのものをカラダに染み込ませる事ができないじゃないですか。

疋田 : そうなんですよ!ここが一番の問題点なんですよ! 結局どうゆうことがなっているかというと、小学生は自転車乗らないでしょう、中学生になると禁止でしょう。ところがその子達は高校にいくと自転車に乗るんですよ。都内の自転車事情を考えてみると一番自転車のルールを守らない・分かってないのって高校生じゃないですか。

石井 : んー、未成年から二十歳くらいまでの若い子に多いってイメージですね。

疋田 : イメージだけじゃなく実際事故率も高いんですよ。数字に出ています。どうゆうことかというと、「自転車に乗るな・乗らない、で、一生乗らない」なら百歩譲って分かるんですよ。だけれども高校生・大人になったら乗るわけじゃないですか。やっぱり便利でお手軽な交通手段ですから。そーゆー自転車というものに関して小学校・中学校の教育は機能していない現実があるわけですよ。
よしんば、自転車が危ないのであれば、自転車の危なくない乗り方を教えないといけないでしょ? ところが教えていない。教えないで禁止にしちゃう。中学の間乗らなくて自転車事故起きませーん、はい、 送り出しました。それで良しとされているのが、今のような感じがしています。
その結果として、高校生を見ていると歩行の延長という人が多いイメージがあるし、
スマホ・ケータイ弄りながらが当たり前だし。

石井 : 本当に怖いです。

疋田 : はい、怖いです。右(側通行)も左(側通行)もデタラメだし。教育があればこれが危ないと分かるのに、現実は分からない。

石井 : そーゆーやり方になっちゃうと、車だって十分事故多いわけだし、じゃ、車禁止にすればいいじゃないか!っていう話になっちゃう。そーゆー事と同じことをしているって事に気づいていない。子供のうちにそんなに難しい事じゃないし、ちゃんと教えてくれるカタチさえとれば絶対安全で綺麗に乗れるはずなに...。

疋田 : 義務教育の小中学校に自転車って必須科目であっても良いんじゃないか?と思うんですよ。

ラジオ番組ミラクル・サイクル・ライフ 2014/5/4放送 分 より



まぁ、このblogがたまたま自転車関係の話題がコンテンツなのでそうした内容になっているけれど、なんか不具合でたからハイ即中止みたいな傾向が強くなってきている昨今の気がしています。はだしのゲンの話題も同じだと思う。
管理者からしてみると何か不具合が出てそれによって親やマスコミなどからクレームが付けられてネットで広まったりするんだったら、もういっそ無かったことに中止にした方が手っ取り早いってことなのだろうけれど、なんかねぇ。

話は戻りますが、自転車のハンドサイン。俺もスポーツバイクに乗るようになって知って自身もするようになったけれど、義務教育過程で教えても(既に教えてる?)良いんじゃないかな?って思う。目の前を走っている自転車がどうゆう動きをするのかが分かると凄く安心するし。まぁスマホイジリながら乗っている香具師には何の効果もないだろうけれどね。(´ω`)




0 件のコメント: