2013年12月26日木曜日

ギア比を考える(その4) 了

前回のエントリ「ギア比を考える(その3)」の続きです。これで最後です。

ギア比を考える(その2)では、コンパクトクランクしかありえないだろうとの結論に至りました。
ギア比を考える(その3)では、ノーマルクランクでもいけるんじゃね? と真逆の結論に。

う~ん、悩む。

そこでネットで色々調べたりショップで話を聞いたりました。が、結論は出ない。どっちもメリット・デメリットがあり、ショップに至っては「お好きな方を...」と、そりゃーそうでしょうね。ノーマルクランク薦めておいて後から「こんなんじゃ登れないよ!」と言われても、コンパクトクランク薦めておいて「山に行った時にしか使わないジャン!」と言われても、ショップでは困るし。

ただし、ショップで受けたアドバイスは的を射たものでした。

つまり、(フロント=)クランクというかチェーンリングを交換するのは手間が掛かるが、(リア=)カセットスプロケットを交換するは容易い、と。

なるほど、確かに。まだカセット交換を体験したことが無いがそれはなんとなく理解できる。

結論的には平地とヒルクライムの両方良いとこ取りは出来ないので、その時その時にあったセットを容易く出来るようにするのがベターである、と。しかし、それでもその人の脚によってコンパクトかノーマルか別れるところだと思うが、ショップの練習走行の話を聞くとコンパクトでは追いついてはいけない意味合いの事を言われたので、やっぱりノーマルクランクなのかなー、と思う次第です。

今回色々悩んでわかったのは、高いコンポーネントだとPCDが統一されていて34Tでも39Tでも交換可能になっているということ。安いのだと110と130とかに分かれてしまうので、シチュエーションによってカセットやチェーンリングを交換することが多い場合(人)とかは、やはり高いコンポのほうが色々良いようになっているんだねぇ。値段にはそれ相応の理由があるってことですね。

でも、来年リリースされる新しい105(5800?)では上位コンポ同様52-36Tとか使えるようになるらしい。それはちょっと良い感じがする。で、ショップではやたらULTEGRA(6800)を薦めていた。NITROには6500系のULTEGRAが付いているから5700or5800?の105にするのはちょっとアレだし、良いとこ取りしている6800系ULTEGRAはベストかも。強く薦められたし。だけれど、個人的にあのカブトガニみたいなデザインは好きになれないんだよねぇ。スギノのオーソドックスなデザインのほうが好きだな~。


DURA-ACE(7900)

Campagnolo Record

ショップに聞いたところ、DURA-ACEがRecordのように素材がCarbonにならないのは理由があって、そのネーミングがジュラルミン(Duralumin)から来ているからとの事でした。Carbonに素材を変更するにはネーミングも変更しなくては辻褄が合いません。軽量化のため中空にしているので溶接痕が分かりにくいように濃い目のグレーに塗装しているとのこと。勉強になるな~

そうそう、デザインというか見た目はやっぱりコンパクトよりノーマルの方がカッコ良いですナ。それでヒルクライムでヒ~ヒィ~言ってるなら本末転倒だけれど。(^^;

ということで、まぁ兎に角練習あるのみです。今までミドル(34Tだったり42Tだったり)しか殆ど使っていませんでしたが、今後はマメにフロントも変速しようと思います。折角ついているギアですしね。

<追記> 例ののぞき坂をMISTRAL登ろうとしたとき、42Tから34Tに落ちなくってFディレーラーが壊れたか!?と思いましたが、何の事はない、シフトの横に付けているベルのネジがシフトトリガーに当って変速できていないだけでした(^^; つまり先ほど言った結論と同じでフロントも豆にシフトチェンジしていればトリガーが当たっていたなんて事はその時点でスグに気づいていたわけですしね。






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