2019年6月28日金曜日

宮澤崇史の理論でカラダを速くするプロのロードバイクトレーニング








図書館に立ち寄ったとき見つけたので借りて読んでみました。

大変ためになりました。

冒頭にも書いてありますが、この本はソフトについて書かれた本であり、本を読んでソフトを変化させてください、とあります。ソフトとはパーツやフレームなどのハードに対して身体の使い方やトレーニングを意味しています。

そして本書では身体の使い方にしてもトレーニングのやり方にしても、実際にどう使うのか?というよりも、なぜその部位を使うのか?といった具合に、使い方の前の心構え的なことが主に書かれています。トレーニングについても同様で、全6章の最後の5と6章において初めて具体的に説明されているくらいで、その殆どはそれに至る前提が述べられています。

最近自分もいろいろ調べてFTPなどのパワーを気にするようになってきましたが、本書ではパワーにとらわれてはいけないとしています。

さっそく自分も本書で学んだことをローラー練で実施してみました。

心拍が綺麗に右上がり

私のローラー練は平日出勤前の朝実行することが殆どで、時間もないのでウォーミングアップもそこそこに割と直ぐにGARMINをスタートさせていますが、本書に書いてあるとおり「スピードが乗るまで待つ」を実施し、乗ってからGARMINをスタート30分間のローラー練をやってみました。

するとどうでしょう、心拍が綺麗に右上がりになっていました。こんなことははじめてのことで大変驚きました。いつもはガタガタなんですけどねw そしてアベレージも初めて41km/hを記録できました。😊

いつもは心拍がガタガタ

宮澤さんはいつも時速15kmくらいからトレーニングを始めるとありました。また、インナーローでケイデンス100回転のトレーニングが紹介されていました。このメニューはLSDよりも強度的には低いトレーニングになります。ですが、95回転でも105回転でもダメで100回転を低負荷低速度おこなうこのメニューは無駄のない綺麗なペダリングの難しさを理解できるとのことです。

やれインターバルだ、FTPだと、いろいろ考えている人こそ、やってみる価値あるメニュー


最近パワーを気にするようになったのかペダリングが雑になってきた気がしていたので実施したいメニューです。強度的には低いのでトレーニングをやった感はまったく物足りないかもしれませんが、なにか変化があるのかもしれません。


本書では体の変化に敏感になることの重要性を度々訴えています。最後の最後にロードレーサーの変化を助ける本だといっていることからも、本書で言いたかったのは変化に気づくということなのかもしれません。紹介されてるメニューやメソッドを実施して変化を感じてみたいと思います。








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