2013年9月27日金曜日

TOKYOセンチュリーライド葛西2013...ならず






スタート前風景。参加ナンバーの早い人は既にスタート地点に並んでいる。


9月23日曇天、TOKYOセンチュリーライド葛西2013に参加してきました。昨年スポーツバイクに乗り始めた時に目標とした80km走破は達成しましたが、残念CenturyRideならず...orz
ホノルルセンチュリーライド 
最長100マイルを走ることから「センチュリー」の名を取って命名された。
 (Wikipediaより抜粋)
計算では自宅から自走して走りきって帰ってくれば160km(約100マイル)走行するはずでしたがわずかに足りず156kmほどでした。朝家を出発したのが6:30で帰宅したのが18:30でしたので、丁度12時間(休憩時間も入れてですが)走っていた事になります。

この日の天候は時々晴れ間があるものの基本的に曇り空で、最高気温は26度と予報でありましたが実際には24度くらいでしたので、身体への負担はだいぶ楽でした。23日は3連休の最終日でしたが土日と同じ気候(晴天で30度弱)でしたらきっともっと疲れていたと思います。そうゆう意味ではラッキーでした。(^^)V

そして今回は友人が一緒に走ってくれました。そもそもセンチュリーライドというものを教えてくれたのも彼で(仕事の都合で東京へ来ていたというラッキーな事情を加味しても)わざわざ札幌から参加してくれたことに本当に感謝しています。


チーム名がPPCなので「P」のポーズw

このように目立ちジャージなので完走後芝生の上で休んでいたらメディア(シクロワイヤードさん)に取材を受けました。札幌からの参加ですって言ったら興味深げでしたね、そりゃそうだ。大会の公式Twitterでも呟いていたし意外とサイトにインタビューが掲載されたりしてw


2013年9月22日日曜日

I got Road Bike , NITRO.


やっとこさロードバイクを入手することが出来ました!

ご覧のとおり、CARRERA NITRO。実は先月のお盆入り前に既に手元に来ていたりして(^^)

本当はあるバイクを新車で購入する算段をしていたのだけれど、縁あって中古品をゲット。

さて、手元にきたNITROですが、フレームは少々傷があるものの、サイクリーなどで見る中古車と比べてダンチに綺麗と言って良いと思います。付いてきたサイコンのオドメーターがが1111kmを表示していたけれど、案外正しい数字なのかも…?

で、コンポーネントを始めとするパーツですが、これが???でして^^; トリプルのチェーンリングは良いとして何故かブレーキがBR-R 450だったり、FDはFD-6703なのにRDはRD-2300だったり統一感が無い。通勤用に多分余っていたパーツで組んだって感じ。思い切ってコンポーネントは総取っ換え!も考えましたが、何分初めてのロードバイクだしまずは慣れることを第一にすることにして、なにか不満を感じたら交換していこうと今は考えています。


2013年9月10日火曜日

ロードレース


ロードレースと言うとオートバイと自転車、両方とも同じレースの言い方なので困ってしまう(>_<)
どちらも舗装路で行われる競技で、オートバイの場合その頂点に在るのが世界選手権MotoGPと言うロードレース。個人的には以前のWGPという言い方のほうが好きだったなー。

若い時にオートバイに乗っていた関係で当時からオートバイのロードレース(仮にMロードレースとしておこう)にも興味があり今でもCheckしている。最近は自転車に乗り始めたので自転車のロードレース(以降Bロードレースとする)もCheckしている。因みにどちらのロードレースも選手として出場経験は無い。

で、今回はMロードレースを見てきた者によるBロードレースの話です。

当初、多分今年のはじめくらいからだったか? Bロードレースを見始めた時理解に苦しむ事がわりとあった。今ではもう納得して入るのだけれど、その時はなぜ???って感じでした。例えば…


プロトンの最後尾の方の選手を見ていると全然やる気が感じられない。




自身も競技に参加するその方にその質問をした時、「あぁ、それは流しているのでしょう」との返答でますます???になってしまった。だって、Mロードレースでは例え最下位を走行中でも全力で走っている(のが分かる) レース全体を俯瞰して考えて様子見をしたり三味線を弾いたり目一杯プッシュすることも当然あるけれど、Bロードレースのプロトンの最後尾のその選手達は明らかに手を抜いているのがシロート目にもわかった。

で、後に分かった事は、エンジンが人力となるBロードレースでは全力でアタックする時とそうでない時がレース中にはあり、確かに自分で走ってみると最初から最後まで全力で走行することは無理なので理解できた。また、Bロードレースでは、スプリンター、ヒルクライマーなどその人の脚質や性格によるタイプがあり必然的に得意・不得意があり、はたまたそのレースの戦略において、捨てる(流す)ステージと勝負するステージが在ることがわかった。特に長丁場となるツール・ド・フランスの様なステージを重ねていくレースでは、勝負するステージとそうでないステージが必然的に生まれてくるし、毎ステージ勝負していては最後まで持たない。あの時プロトンの最後尾にいてやる気の感じられなかった選手は、あのレースは勝負するレースでは無かったのであろう。


レース途中にバイクを交換する。

Bロードレースでは(エースの)選手がパンクしたらチームメートがタイヤを提供したり、メカニカルトラブルでバイクの交換をしたりすることがある。Mロードレースではそうゆうシーンは見たことがない。F1で言うならレッドブルのベッテルが走行中パンクしたのでウェーバーのマシンにさっと乗り換えてレースを続行するようなものだ。また、TTにおいてはコースレイアウト後半にダウンヒルが続くのでそれ専用のバイクに乗り換える戦略も見た。(2013年ツール・ド・フランス)

乗っているマシンをレース中乗り換えての走行はF1やMロードレースではレギュレーション上許されないのかもしれないが、BロードレースはOKということなのだろうけれど、最初は驚いた。


選手を待つ

ポイント上位に居る選手がレース中何らかのトラブル(パンクとか)で遅れた場合、先頭集団はその選手が追いついてくるまでペースを下げて待つ事が在る。Mロードレースではそんなことありえないでしょう。ライバルの選手はラッキーとばかりにトップを快走続けるのが当たり前。

同じような"紳士協定"はBロードレースでは他にも見受けられるけれど、この辺がBロードレースの特徴をよく表していると思います。


レース中に食事をする・用をたす。




Mロードレースでも耐久レースでは選手交代して休憩中に補給や用をたすことはあると思うが、競技中というのは無いと思う。その昔のツール・ド・フランスなどでは補給というよりも食事を選手が一緒にとったとも聞く。しかもコース上にある民家で御馳走になったりすることがあったらしい。まぁ、そういったことはその時代特有の事なのかもしれないが、なかなかのどかで微笑ましく好感が持てる。今は補給食なので走行しながらであるが、補給(食事)に限らず彼らはなんでも走行しながらこなしてしまうのが凄いですね。
また、主要選手がレース中にもよおした時も一斉に路肩に止まって用をたす事もあるらしい。所謂ツレションってやつですね。ネットで探すとたまにそうした画像が見つかるがレース中継では配慮されて放送されないらしい。


個人競技なの? 団体競技なの??

Bロードレースではチームで参戦して戦う。基本チームのエースを勝たせる為に他のメンバーは尽力を尽くす事になる。先ほどのバイク交換もそうだが、エースのためには自分がタイムアウトする事が分かっていてもバイクを提供することを厭わない。そうゆう視点で見ていくとBロードレースは団体競技の様に思えるが、勝ち負け個人でありポイントも個人に付与されるので、やはり個人競技と捉える事になるか?

F1でもMロードレースでもレース中(特にシーズン後半)にチームオーダーでエースを先に行かせるという事はよく目にするが、それでも基本個人競技だ、先ほど書いた様にBロードレースのように自分のレースを捨ててまでエースに尽力を尽くすという事はまずない。

私はBロードレースは団体競技だと思っていた。しかし、見続けているうちに個人競技だと認識しはじめている。

競輪の中野選手が言った言葉としてネットで見たのだが、「自転車競技は他人を負かせる事は容易だが、他人に勝つのは難しい。なので、選手としてアイツにはどうあがいても勝てないと思わせるパフォーマンスを示したり、変な邪魔をして意地悪されない様に性格が良くないと勝てない」と言うような内容だった。コレは他のチームに対しては勿論のこと、自分のチーム内においても言えることなのだろう。チームのエースになるにはそれだけのパフォーマンスを示しチームメイトにエースとして認めてもらえないとダメなのだろう。そうでなければ自分のレースを捨ててまで…という行為は例え監督からの指示だとしてもありえない。

面白いことにBロードレースは一人で勝つことは非現実的で皆共同戦線を張ってレースに挑む。プロトンがその最たるもので、集団走行することによって空気抵抗を抑え分散し、終盤に向けて体力を温存しつつレースをコントロールしていく。また、逃げ集団であっても共同戦線を張って力を温存して終盤に備える。

共同戦線を張るということは、そこに信頼関係が一時的であっても存在しなければ成り立たない。つまり"紳士協定"があってのBロードレースなわけで、MロードレースにせよF1にせよ同じように"紳士協定"はあるにせよ、その度合はBロードレースの方が圧倒的多いことが伺える。簡単に一言で言えばより人間臭いのがBロードレースであり、そこが巨大資本を必要とするMロードレースやF1などよりもヒューマンチックな展開が多く見受けられて興味を強く引かれる部分なのだと思う。