2013年12月20日金曜日

ギア比を考える(その3)

前回のエントリ「ギア比を考える(その2)」の続きです。

最初にもう一度いまの構成を再確認しておきます。

CARRERA NITRO
  • F:52/42/30T 
  • R:12-13-14-15-17-19-21-23-25T 9s

GIOS MISTRAL
  • F:42/34/24T 
  • R:11-13-15-18-21-24-28-32T 8s

なぜギア比を考えるに至ったかと言うと、先のエントリに書いたように中古のコンポを載せ替えたいというのと登りを何とかしたいというのがあったからです。

奥多摩アタックでの風張峠は私にとってそれは大変な峠でした。風張峠の勾配は、奥多摩からだと最大でも7%で檜原村側からだと9~10%で、平均勾配6%。多分ヒルクライムをしている人にとってはなんてこと無い勾配なのでしょうけど、自分としては旧料近所から見上げるつづら坂はほとんど壁に見えました。(^^;

別にヒルクライムレースで勝てるようになりたいとかでは無いのです。ただ、もう少しまともに登れるようになりたい! そう思っているだけのことです。

さて、前回述べたとおり上りを考慮すると今の私の力ではコンパクトクランクしかありえません。しかし、ネットで色々調べてみると奥多摩周遊道路を30T(チェーンリングですよ、念のため)で登るのは相当ヘタレ=貧脚のようです。ひょっとしてまずは足を鍛える必要があるんじゃないか?

都内に住んでいるとそうちょくちょく山へ行くこともままなりません。となると都内で練習になる坂道は無いのか?と考えます。

有りました(^^;
ツール・ド・江戸 山練コース 1

東京は大阪などと比べるとかなり坂道が多いようです。早速都内随一の激坂と呼ばれる目白の「のぞき坂」へ行ってみることにしました。

坂の下には22%とありますが、坂の上には25%とあります。

早速通勤途中にMISTRALでチャレンジ。奥多摩アタックの経験から24Tとした方が良いのかもしれませんでしたが、あれから鍛えられいることだろうしと変な欲がでて34Tでチャレンジしようとしたら、なぜか最近使っている42Tから34Tに落ちないw (後日その原因は判明します)仕方ないので42T-28Tでチャレンジしたら登れました。意外でした。

なぜ42T-28Tで登れたのか? 多分奥多摩アタックの時に比べ距離が圧倒的に短い為と、ここに至るまでに脚に疲労が溜まっていないためでしょう。(後日再チャレンジしたときは42T-24Tでも登れました)

42T-28Tなら、ギア比は1.50。一般的なノーマルクランクのインナーで39T-26Tと同じギア比になります。リアスプロケットの最大葉数が26なら普通にラインナップされてます。

ギア比を考える(その2)では、一番軽いギア比として1.20か1.30を想定しその場合コンパクトクランクしかありえないだろうとの結論に至りました。しかし、それが1.50となるならノーマルクランクでもイケるし平地インナーが無駄になるという事もなくなりそうです。

<続きます>


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