2013年12月17日火曜日

ギア比を考える(その2)

前回のエントリ「ギア比を考える(その1)」の続きです。

最初にもう一度いまの構成を再確認しておきます。

CARRERA NITRO
  • F:52/42/30T 
  • R:12-13-14-15-17-19-21-23-25T 9s

GIOS MISTRAL
  • F:42/34/24T 
  • R:11-13-15-18-21-24-28-32T 8s

初めて奥多摩へMISTRALで行った時にはインナー24Tでした。回しても回しても進まず、かと言ってミドル34Tにすると重くて回せないというダメダメな状況で周遊道路を諦め湖で引き返した苦い思い出です...orz

その後朝練でアップダウンのある道も走行することで多少力が付いてきたかもしれませんが、果たして52/42/30TのNITROで無事風張峠に到達することが出来るのか? まぁ結果は、なんとか30Tを使ってできたわけですが、そうなるとゆくゆく(最初から付いてきた中古品のだし)コンポーネントを交換したいと思っている私にとって、チェーンリングの構成をどうするのか?というのが問題になってきます。チェーンリングを考えるということは、おのずとカセットスプロケットの構成も影響してきます。

だからタイトルのギア比を考える、に至ったわけです。

一般に初心者をターゲットとしているであろう価格帯の自転車は完成車であり、その完成車には50/34Tのコンパクトクランクが付いてる様です。

今NITROのチェーンリングは52/42/30Tのですが、まずもって30Tを使う機会はありません。実際に奥多摩へ行った時くらいで、朝練コースのアップダウンでもやはり42Tです。と言うことは普段平地を走行している分にはノーマルクランクでOK。コンパクトクランクの34Tなんて使う機会はないのではないか? 住んでいる環境が山の近くでよく登ることがあるといった場合なら分からないでもありませんが、それでも登れば下ることになるのでその場合50Tというのは下りでも踏むなら歯数が足りないように思えます、経験的に。ケイデンス200とか出来るなら50/34Tでも良いのかもしれないですが、現状そんなに回せませんし。

そうなると、ノーマルクランクのインナー39Tで果たして風張峠を超えることができるのか? となるわけですが、風張峠の時は恐らく

30T-25Tか30T-23Tで上ったと思います。ギア比で言うと、1.20 か 1.30。

あっ、ギア比についてはiPhone Appで調べました


計算はiOSのApp「BikeGearCal」を使いました。便利ですね。

要はコレ(1.20か1.30)と同じギア比なら問題ないはず。で、調べると34T-28T か 34T-26Tでギア比1.21 か1.31。30T-25Tか30T-23Tと殆ど同じです。
でもこの構成はコンパクトクランクの場合です。

では、ノーマルクランクになるとどうなるのか? 計算してみると、

39T-32Tというロードのカセットではありえない構成に(^^; カタログ見てもロードではカセットスプロケットの最大歯数は29くらいですから。となるとやっぱりコンパクトクランクになるのかなぁ~と思うに至ります。

<続きます>



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