2016年8月4日木曜日

Hill Climb YAMA '16 その1

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7月31日 梅雨明けし快晴に恵まれた富士山に2年ぶりやって来ました。

ヒルクライムヤマ(ヤマヒル)と呼ばれるMt富士ヒルクライムとほぼ同様のコースを登るヒルクライム イベント。2年前は個人TTで確か30秒区切りでスタートしましたが、今年は4名程度のグループが昨年同様1分おきに、ということで私は4番目のグループでスタート!

スタート
同時スタートのキティさんが他のメンバー置いて先行していくのでついていくことにする。ただ無理してついていくと後半ダレるのは分かっているのでHRを確認しながら無理のない範囲でついていく。私の場合170強がMAXなので160bpmくらいに抑えるように気をつける。

そして、この時点で大きなミスに気がつく。駐車場に車を置いて自転車の乗り換え、料金所までの移動途中GARMINはスタートボタンを押していたので料金所に着いた時点でストップボタンを押して停止していたのですがが、あぁ勘違い。GARMINではこの行為は手動一時停止となっていた。(以前使用していたTOPEAKのは違った)
正しくはリセットボタンを3秒程度押し続けると距離もゼロにリセットされ、それまでのデータがGARMINに保存される。
GARMINの画面を見るとどうやら駐車場から料金所まで4~5分程度掛かっていたようだが、これで折角作ったタイムテーブル(2年前の教訓を元に今年は汗で文字が滲んで判読できなくならないようにパウチしたのに)が意味を成さなくなった...orz



今更あ~だ、こ~だ言ってもしょうがないので気持ちを切り替え兎に角キティさんについていけば悪いタイムではないことはハッキリしているので、タイムは考えずにHRを気にしながら登ることにする。



1合目 2合目
2年前は1合目までが遠く感じたのだが、今回はキティさんの後ろについて(引っ張って貰ったこともあってか)1合目、そして2合目までは凄く短く感じた。そして前走者を数人抜くことができた。キティさんには2合目手前まで離れずについていけたがその後徐々に離される。




3合目
2年前はここからタイムが落ちたので気を引き締める意味もこめてトップスピードを飲み込む。エネルギーチャージ!! しかしキティさんは一気に離れていってしまった。そして1合目付近で一度は追い抜いた1分先にスタートしたシャレオツさんに追いつかれ先行される。しかし、シャレオツさんについていけば2年前の3合目からの失速は免れるはずと思いがんばってついていく。途中抜けそうな感じもしなくもなかったがHRを見て無理しないでついていく。キティさんは視界から消えていった。




4合目
どのくらいのタイムで走っているのか分からない。直ぐ前を行くシャレオツさんは時折ギアを上げてダンシングして加速するのだが、自分はダンシングする脚がもう残っていない。しかたないのでケイデンスをなんとかあげてなんとかついていくが、徐々に引き離されていく。2年前に事前に調べた時には「4合目手前の大沢駐車場から少し傾斜がゆるくなるのでタイムを稼ごう」とあったのだが、あの時も全然ン傾斜がゆるくなったようには思えず、そして今年もそんなこと全く思えず、ただただまだまだ厳しい登りが続くという感じ。

そして、シャレオツさん同様1合目付近で一旦は抜いた2分早くスタートしたOさんに抜き返される。なんとかついていこうとするのだが、奥庭駐車場手前で引き離される。その瞬間心が折れてペダルを踏む力が一気に抜けていくのを自覚した。初めてもう降りてしまいたいと思った。
奥庭駐車場を過ぎるとほぼ平坦区間に入る。ギアをアウターに入れ、ここは最後にタイムを稼ぎたいのだが全然ン踏めない。ギアも上げられない。脚が完全に売り切れてしまったいるのを自覚した。

そして最後の最後に現れる激坂。2年前は最後のトンネル手前がゴールだったが、どうやら昨年同様今年もトンネルを抜けた大型バス駐車場がゴールのようだ。ダンシングして加速したいのだが体が動かず、ただインナーに戻して気合だけでペダルを回してゴール!




ゴール
自転車から下りることができない。左太ももをあげようとすると激痛が走るのでサドルに腰を下ろしたままじっとしていることしかできない。ゴールしたときにクマちゃんがタイムを言ってくれたのでなんとなく目標タイムは切れなかったなぁ、と思いながらうなだれていた。4~5分呼吸が整うまで肩で息をしてじっとしていたら脚を動かすこともできるくらい回復してきた。自転車からおりて冷えたコーラを頂く。旨い!!


その2 に続く

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